改めてMID407のレビュー

先日初期不良のMID407について他のネガティブなレビューによる先入観と偏見で散々に書きましたが、
初期不良として交換してもらったので改めてレビューします。

前回の記事とタグMID704になってるのはミスですがこれはネットにつなげたときに修正します

スペック

OS:Android4.0
CPU:Cortex A8 1GHz
メモリ:512MB
液晶:7型静電容量式マルチタッチ
解像度;800x480(EeePC 701SD-Xと同じ!?)
ストレージ:8GB
通信:Wifi(IEEE 802.11/b/g/n)
その他:microSDHC(32GBまで)
USB-miniB
30万画素ウェブカメラ
HDMI
USBホスト
ステレオミニ端子

使用感

一ギガヘルツのシングルコアARMプロセッサに512メガバイトのメモリは非力です。
もぐら叩きみたいな2Dゲーム「Mandora」はそれほどCPU食うゲームではないと思っていたのですが、処理落ち頻発するので恐らくアクション系は無理。
ゲームはボードゲームくらいが関の山でしょう。
音楽をバックグラウンドで流しながらギャラリーを開くと音飛びします、マルチタスクも無理です。
あと、前回起動できなかった音ゲー(Cytus)は恐らく解像度が低すぎて表示できないから起動できなかったものと思われます。

8GBストレージは少なめですが、恐らくMicroSDHCカードを刺す前提の設計だと思うので気にしません。
私は本体8GB+SD8GBで十分すぎると感じます。

USBホスト機能

このタブレットが一万円の中華タブレットにして優秀なところはUSBホスト機能が使えてUSBハブも使用可能なところです。
他の人のレビュー同様、私もUSBハブ越しにUSBキーボードで入力を試しましたが問題なく作動。
スリープ状態でもバスパワーの供給は行われているため携帯の充電器としても活躍してくれそうです。

前回酷評したタッチパネルについて

交換後はタッチパネルの精度は劇的に向上しました、前回のようなまっすぐ指をスライドさせてるのに勝手に反応が蛇行することはありません。
交換前は標準の縦に押しつぶされたようなフルキーボードではまともに入力ができませんでしたが、それなりの入力ができます。
パターン認証もきちんと途中で途切れることなくパターンを入力できます。

その他Nexus7に勝る点

MicroSDの有無
Nexus7はMicroSDが使えません、デジカメのmicroSDから画像を手軽にプレビューできるのは良いです。

・MTPやPTPに加え通常のUSBストレージとして接続できる
Nexus7をMTPで接続した場合、端末側で生成したファイルが再起動するまでパソコンから見えません。
MTPの仕様なのかNexus7、あるいはAndroidの欠陥なのかは分かりませんが個人的にこれは非常に面倒くさい事です。
メモソフトやPythonConsole等、パソコンと連携したいソフトはMID407で使うことに決めました。
MID407のUSBストレージ接続は端末側で保存したファイルも再起動することなくパソコンから読めるので好印象です。

・動画ファイルがそのまま再生できる
パソコン内の適当な動画ファイル四つをNexus7に放り込んだ、しかし二つは認識せず残る二つも非対応の形式と表示され再生できなかった。
しかし、MID407はその動画すべてを再生することができた。
もしかしたらNexusはFLVとMpegのシンプルプロファイルくらいしか対応していないのだろうか?
とにかく、動画の再生はMID407の仕事になりそうだ。

・安い
正直、Nexus7はEeePCやMID407の二倍以上の値段なので持ち歩く際落としたり転んで壊さないかとビクビクしています。
EeePCをボロボロにして慣れたのか、一万円クラスの機器はそんなにプレッシャーを感じないで持ち歩けますw

でも、四万円の機材をEeeと同じくらい痛めつけたことがあるんだよなぁ……
この意識の差は何だろう。

サポセンの対応

前回の記事を書く際に参考にしたブログでは、交換した物もタッチパネルが不良のままで挙句の果てに仕様ですと言い張ったとのことですがそんなことはありませんでした。
正直、その記事のようにそのまま送り返されてくるのではないかという不安に駆られていました。
ですが、私はマウスコンピュータの誠実な電話対応と交換後の製品の品質に満足しています。

最後に

前回の記事はさすがに書きすぎでした。
マウスコンピュータの社員の皆様、申し訳ありませんでしたm(_ _)m