素人による素人のためのLinuxの基本〜2

適当に続き、よく聞く単語について

端末、端末エミュレータって何?

端末はLinuxの基本のモードで昔のパソコンのように文字だけで操作するモードです。
端末エミュレータはその端末をグラフィカルな環境(ウィンドウマネージャが作動してる環境)で使うためのソフトです。
市販OSと違い、Linuxではしょっちゅうこの端末や端末エミュレータをつかってコマンドを打ち込むことになるのでなれておいた方がよいでしょう。

rootって何?

Windowsの管理者権限、アドミニストレータです。
何でも出来るアカウントですがクラッキング(間違った言い方だとハッキング)された時に危険ですので常用しないようにしてください。
(Windowsだと常時管理者権限とか珍しくないですがLinuxだと危ないので大抵は出来ないようにされてたりします。)

アスキーアートがずれる

AAは通常、市販OSで使われているフォントを基準にかかれていますので他のフォントを使うとずれます。
しかし「Mona」フォント等、フリーでアスキーアートの表示を目的としたフォントもありますので試してみてはどうでしょう。

市販OS用のソフトが動かない!

WineやMonoというソフトを使えば市販OS用のソフトが一部動きます。
しかし、市販ソフトのOSは基本市販OS以外での使用は想定されていませんので動かなくても製作者/販売元にクレームを入れないでください。

インストールしたソフトがメニューに表示されない!

アプリケーションメニュー(Kメニュー)に表示されない場合、メニューへの登録を失敗したか、端末用のソフトのどちらかです。
前者ならば自前で登録すれば使えるようになります。
後者ならば大抵は端末でソフトの名前を打ち込むと起動します。(コマンドがソフト名と違うことがあるので起動しない場合は検索推奨)

ハッキングしたい

ハッキングは誰でもできます。
簡単な事務処理をこなすスクリプトを書くことも立派なハッキングです。

Xってなに?

XはLinuxでウィンドウマネージャを利用するために必要な基本的なソフトです。
正式名称は「X Window System」で画面を制御するのが役目です。
ウィンドウマネージャやソフトが画面の設計図を渡し、Xがそれを実際に描写すると言う感じで成り立っています。